歯科医療コラム

キレイだけではない!セラミックを用いた歯科治療についてデメリットも含めて解説します。

歯科ブログ

2025.02.01

キレイだけではない!セラミックの歯のメリットって何があるの?

こんにちは。
箕面市牧落オートバックス前、ヨコヤマ歯科のトリートメントコーディネーターの榎本です💫

歯科治療を検討しているとき、特に虫歯治療や歯の見た目に関する悩みを持つ方にとって、「セラミックの歯」という選択肢を耳にすることがあると思います。

多くの方は、セラミックと聞くと「見た目がキレイで白い歯」を想像されるかと思いますが、実はそれだけではありません。
セラミックには、見た目の美しさ以外にも多くのメリットがあります。

本日は、セラミックの歯がなぜ多くの患者さんに選ばれているのか、その魅力を詳しく解説します。

 セラミックの歯とは?

まずは簡単にセラミックの歯についてご説明します。セラミックとは、歯科治療で使用される陶材の一種で、天然歯に近い色合いや質感を持っています。虫歯治療で歯を削った後に詰め物やかぶせ物として使用されることが多く、特に審美歯科で活躍する素材です。

見た目がキレイなだけじゃない!セラミックの多彩なメリット

審美性の高さ

これはセラミックの最大の特徴とも言える部分です。天然歯に非常に近い色味や透明感を再現できるため、自然な見た目を求める患者さんには最適です。また、経年劣化による変色が少ないため、長期間にわたって美しい白さを保つことが可能です。

耐久性が高く長持ちする

セラミックは硬度が高く、金属やレジンと比べても耐久性に優れています。そのため、しっかりと噛む力が必要な奥歯の治療にも適しています。また、セラミックの詰め物やかぶせ物は割れにくいため、適切なケアを行えば半永久的に使用可能です。

変色しにくい

プラスチックやレジン系の素材と異なり、セラミックはコーヒー、紅茶、ワインなどの着色リスクが少ない素材です。特に前歯の治療で、見た目の美しさを長持ちさせたい方には大きなメリットとなります。

金属アレルギーの心配がない

多くの銀歯や金属製の詰め物は、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。しかし、セラミックは金属を使用しないため、アレルギー体質の方でも安心して使用できます。また、金属イオンが溶け出して歯ぐきが黒ずむ心配もありません。

歯や歯ぐきに優しい

セラミックは歯との適合性が非常に高く、しっかりとフィットします。そのため、治療後の隙間から虫歯が再発するリスクが低いとされています。また、歯ぐきに負担をかけにくいため、歯周病予防にもつながります。

セラミック治療が向いている人とは?

セラミックの歯は以下のような方に特におすすめです:

•自然な見た目にこだわりたい方

•長期的に安定した詰め物・かぶせ物を希望する方

•金属アレルギーの心配がある方

•歯ぐきの黒ずみが気になる方

•着色しにくい歯を保ちたい方

 セラミックのデメリットも知っておこう

もちろん、どんな治療にもデメリットはあります。セラミックの最大の課題はコスト面です。保険適用外の為、銀歯やレジンと比べると費用が高くなります。しかし、長期的に見れば、見た目や耐久性の面で十分な価値があると感じる方も多くいらっしゃいます。また、非常に硬い素材であるため、まれに天然歯に負担がかかる場合があります。適切な治療を行うためには、信頼できる歯科医師に相談することが大切です。

セラミック治療の費用感と選び方

セラミック治療の費用は、詰め物やかぶせ物の種類、治療部位、歯科医院によって異なります。しかし、見た目や耐久性、健康面でのメリットを考慮すると、その価値に納得される方が多いです。

セラミック治療後のメンテナンスも重要

セラミックの歯を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが欠かせません。基本的な歯磨きはもちろん、定期的な歯科検診を受けることでトラブルを未然に防ぐことができます。また、硬いものをかじる、歯ぎしりをする習慣がある方は、ナイトガードを使用するなどの対策を当院ではおすすめしております。

まとめ

セラミックの歯は見た目の美しさだけでなく、耐久性や健康面など多くのメリットを兼ね備えた優れた選択肢です。

精度の高い自由診療などはメリットが大きい一方、費用面の負担も気になるかとも思います。
当院ではお支払い方法なども柔軟に対応させていただきますので、遠慮なくご相談ください。

また当院では治療を行う前に患者さん一人一人に合わせた最適な治療方法をご提案し相談し決定して治療を進めていくようにしています。
治療についてわからない事、不安なことなどございましたらいつでもお申し付けください。

 

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