子どもの矯正は何歳から?始めるタイミングと「お口のトレーニング」の大切さについて
歯科ブログ
2026.09.28
こんにちは!
大阪府箕面市牧落オートバックス前にあるヨコヤマ歯科の歯科衛生士の徳田です🍠🍂
「子どもの歯並びが気になるけれど、矯正は何歳から始めればいいの?」
お子さまの歯並びについて、このような疑問をお持ちの保護者の方は多いのではないでしょうか。
子どもの矯正治療は、単純に「早く始めればいい」というものではありません。歯の生え変わりや顎の成長、噛み合わせ、お口の使い方などを確認しながら、その子に合ったタイミングを見極めることが大切です。
今回は、子どもの矯正を始める時期と、お口のトレーニング(MFT)の重要性について解説します!
子どもの矯正は何歳から始める?
小児矯正を始める時期は、お子さまの歯並びや噛み合わせ、顎の成長によって異なります。
ひとつの目安になるのが6〜7歳頃です。
この時期になると、乳歯から永久歯への生え変わりが始まり、前歯や6歳臼歯などの永久歯が生えてきます。
永久歯の生え方を見ることで、
・永久歯が並ぶスペースが足りているか
・上下の顎のバランスに問題がないか
・前歯の噛み合わせに問題がないか
・将来的に歯並びが悪くなる可能性がないか
などを確認しやすくなります。
ただし、6〜7歳まで待てばよいという意味ではありません。
受け口(反対咬合)や顎のズレなど、状態によっては乳歯の時期から経過を確認した方がよい場合もあります。
「まだ乳歯だから大丈夫」と判断せず、歯並びや噛み合わせで気になることがあれば、一度歯科医院で相談することをおすすめします。
小児矯正の一期治療とは?
子どもの矯正治療は、大きく一期治療と二期治療に分けられます。
一期治療は、乳歯と永久歯が混在する「混合歯列期」に行う矯正治療です。
大人の矯正との大きな違いは、子どもの顎の成長を利用できることです。
一期治療では、単純に歯をきれいに並べることだけを目的とするのではなく、顎の成長を促したり、永久歯が生えてくるための環境を整えたりしていきます。
またヨコヤマ歯科では、歯並びだけを見るのではなく、舌・唇・頬などの使い方や呼吸、飲み込み方などの口腔機能も確認します。
小児矯正の二期治療とは?
二期治療は、永久歯が生えそろった後に行う本格的な矯正治療です。
一期治療後の歯並びや顎の成長、永久歯の生え方などを確認し、必要に応じて歯を動かして歯並びや噛み合わせを整えます。
ここで知っておいていただきたいのが、一期治療をすれば必ず二期治療が不要になるわけではないということです。
一期治療を行っていても、永久歯の大きさや生える方向、顎の成長などによっては二期治療が必要になる場合があります。
一期治療から二期治療まで、成長に合わせて長期的に歯並びを確認していくことが大切です。
子どもの歯並びと「お口の癖」の関係
子どもの歯並びを考えるときに見逃せないのが、普段のお口の使い方や癖です。
例えば、
・いつもお口がポカンと開いている
・口呼吸をしている
・舌が前に出る
・舌の位置が低い
・指しゃぶりが続いている
・飲み込むときに舌で前歯を押している
・唇をうまく閉じられない
このような癖がある場合、歯や顎に継続的な力が加わり、歯並びや噛み合わせに影響することがあります。
そのため、小児矯正では**「歯を動かすこと」だけでなく「なぜその歯並びになったのか」を考えること**も重要です。
MFT(口腔筋機能療法)とは?
MFTとは「Oral Myofunctional Therapy」のことで、日本語では口腔筋機能療法と呼ばれます。
簡単にいうと、舌や唇、頬などの筋肉を正しく使うための「お口のトレーニング」です。
例えば、
・舌を正しい位置に置く
・唇を閉じる
・正しく飲み込む
・舌で歯を押さないようにする
といった練習を行います。
矯正装置によって歯並びや顎の環境を整えても、舌で前歯を押す癖やお口ぽかんなどが残っていると、歯並びに影響する可能性があります。
そのためヨコヤマ歯科では、矯正装置+お口の機能改善という考え方を大切にしています。
こんな症状があれば小児矯正の相談を
「何歳になったら矯正相談に行く」と年齢だけで判断するのではなく、お子さまのお口に気になるサインがないかを確認してみましょう。
例えば、
・前歯がガタガタしている
・歯が重なって生えてきた
・永久歯が生えるスペースが少なそう
・受け口になっている
・出っ歯が気になる
・上下の前歯が噛み合わない
・お口がいつも開いている
・口呼吸をしている
・指しゃぶりが続いている
・食べるのが遅い
・固いものや肉が飲み込みにくい
・舌が前に出る
このような様子が見られる場合は、歯並びだけでなく顎の成長やお口の機能も含めて確認してみるとよいでしょう。
小児矯正は早ければ早いほどいい?
「それなら、できるだけ早く矯正を始めた方がいいの?」と思われるかもしれません。
しかし、小児矯正は早く始めれば必ず良いというわけではありません。
大切なのは、お子さまの歯の生え変わりや顎の成長、歯並び、噛み合わせなどを確認し、適切なタイミングで必要な治療を行うことです。
早い時期からお口の状態を確認しておけば、「今すぐ治療する」「しばらく成長を観察する」といった判断もしやすくなります。
治療開始のタイミングを見極めるためにも、まずは相談することが大切です。
よくある質問
Q. 5歳でも矯正相談はできますか?
はい。実際に矯正治療を開始するかどうかとは別に、歯並びや噛み合わせ、顎の成長などを確認することはできます。
特に受け口や顎のズレ、お口ぽかんなどが気になる場合は、年齢だけで判断せずご相談ください。
Q. 乳歯が残っていても矯正できますか?
小児矯正の一期治療は、乳歯と永久歯が混在している時期に行うことがあります。
永久歯がすべて生えそろうまで待つ必要があるとは限りません。
Q. 一期治療をすれば二期治療は必要ありませんか?
一期治療だけで終了する場合もありますが、必ず二期治療が不要になるわけではありません。
一期治療後の顎の成長や永久歯の生え方、装置の使用状況などによって判断します。
Q. お口ぽかんも矯正と関係がありますか?
お口ぽかんや口呼吸、舌の位置、飲み込み方などのお口の機能は、歯並びや噛み合わせと関係することがあります。
そのため、歯並びだけでなくお口全体の使い方を確認することが大切です。
まとめ|子どもの矯正は「何歳から」だけで判断しないことが大切
子どもの矯正は、永久歯への生え変わりが始まる6〜7歳頃が、一度歯並びや噛み合わせを確認する目安のひとつです。
しかし、適切な開始時期はお子さまによって異なります。
小児矯正では歯並びだけでなく、顎の成長や永久歯が生えるスペース、噛み合わせ、舌や唇の使い方、お口ぽかんや口呼吸なども確認することが重要です。
ヨコヤマ歯科では、お子さまの成長に合わせて歯並びや噛み合わせ、お口の機能を確認し、必要に応じてMFTなどのお口のトレーニングも取り入れています。
「うちの子は矯正が必要?」「何歳から相談すればいい?」と気になった段階が、歯並びを確認するひとつのタイミングです🌿
お子さまの歯並びや噛み合わせ、お口ぽかんなどが気になる方は、お気軽にご相談ください🙇🏻♀️

