乳歯の後ろから永久歯が生えてきた!二重歯列は大丈夫?抜歯が必要なケースも解説
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2026.09.13
こんにちは!
大阪府箕面市牧落オートバックス前にあるヨコヤマ歯科の歯科衛生士の政倉です🧸🌿
「乳歯がまだ抜けていないのに、後ろから永久歯が生えてきた!」
お子さまの仕上げ磨きをしているときに、このような状態を見つけて驚いた経験はありませんか?
乳歯と永久歯が同時に並び、歯が二列になっているように見える状態を一般的に「二重歯列」と呼びます。
「このまま様子を見て大丈夫?」「乳歯は抜いたほうがいい?」「将来、歯並びが悪くならない?」と心配される保護者の方も多いですが、二重歯列は歯の生え変わり時期のお子さまに見られることがあります。
今回は、乳歯の後ろから永久歯が生えてくる原因や、歯科医院を受診するタイミング、将来の歯並びへの影響について解説します。
乳歯の後ろから永久歯が生えてくる「二重歯列」とは?
通常、永久歯が成長すると、その上にある乳歯の根が徐々に吸収されます。根が短くなった乳歯はグラグラし始め、自然に抜け、その後に永久歯が生えてきます。
ところが、永久歯が乳歯の真下ではなく、少し内側(舌側)などから生えてくることがあります。
すると乳歯の根が十分に吸収されず、乳歯が残ったまま、その後ろから永久歯が顔を出すことがあります。
特に歯の生え変わりが始まる5〜7歳頃の「下の前歯」でよく見られます。
なぜ乳歯が抜ける前に永久歯が生えるの?
二重歯列になる原因は一つではありません。
永久歯が乳歯とは少しずれた位置から生えてきたり、乳歯の根の吸収が十分に進んでいなかったりすることがあります。
また、永久歯は乳歯よりも大きいため、永久歯がきれいに並ぶためのスペースが不足していることも原因の一つです。
顎の成長や歯の大きさ、生えてくる方向などによっても状態は異なるため、「後ろから生えてきた=必ず異常」というわけではありません。
二重歯列は放置しても大丈夫?
乳歯がすでにグラグラしており、永久歯が並ぶスペースも十分にある場合は、乳歯が自然に抜けたあと、永久歯が舌などの力を受けながら少しずつ前方へ移動することがあります。
そのため、二重歯列だからといって必ずすぐに乳歯を抜かなければならないわけではありません。
ただし、次のような場合は一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。
・乳歯がまったくグラグラしていない
・永久歯がかなり生えているのに乳歯が抜けない
・永久歯が大きく内側にずれている
・永久歯が並ぶスペースが少ない
・歯が重なって歯磨きがしにくい
・左右で生え変わりの時期が大きく違う
・噛み合わせが気になる
このような場合には、乳歯を抜歯したほうがよいこともあります。
乳歯を抜けば永久歯はきれいに並ぶ?
ここは保護者の方からよくいただく質問です。
乳歯を抜くことで永久歯が本来の位置へ移動しやすくなるケースはあります。しかし、「乳歯を抜けば必ず永久歯がきれいに並ぶ」というわけではありません。
永久歯が並ぶスペースそのものが不足している場合、乳歯が抜けても歯並びがガタガタになることがあります。
そのため、二重歯列を見るときには「乳歯を抜くかどうか」だけではなく、永久歯が並ぶスペースがあるか、顎がどのように成長しているか、噛み合わせに問題がないかなども確認することが大切です。
二重歯列は将来の歯並びにも関係する?
二重歯列そのものが必ず矯正治療につながるわけではありません。
しかし、永久歯が生えてくるスペースが不足している場合は、今後ほかの永久歯が生えてきたときにも歯が重なり、ガタガタした歯並び(叢生)になる可能性があります。
特に歯の生え変わり時期は、永久歯だけでなく顎の成長や噛み合わせ、お口の使い方なども確認できる大切な時期です。
「今すぐ矯正が必要か」だけではなく、これからどのように永久歯が生えてきそうなのかを継続的に確認していくことが大切です。
まとめ|乳歯の後ろから永久歯が生えてきたら一度チェックを
乳歯が抜ける前に永久歯が後ろから生えてくる「二重歯列」は、子どもの歯の生え変わり時期に見られることがあります。
乳歯がグラグラしていて永久歯が並ぶスペースもある場合には、自然な生え変わりを待てるケースもあります。
一方で、乳歯がまったく動かない、永久歯が大きくずれている、永久歯が並ぶスペースが不足しているといった場合には、抜歯や今後の歯並びについて検討したほうがよいこともあります。
ヨコヤマ歯科では、お子さまのむし歯だけでなく、歯の生え変わり・歯並び・噛み合わせ・顎の成長・お口の機能なども継続して確認しています。
「乳歯の後ろから永久歯が生えてきたけど大丈夫?」「この乳歯は抜いたほうがいい?」など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

