毎日の食事で若返る?若さの秘訣は”よく噛む”こと。若返りホルモン「パロチン」について解説します。

2025.08.10
こんにちは、箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科の徳田です🍀✨
夏は食欲が落ちやすい季節ですが、そんなときこそ「よく噛むこと」が体にとって大切な役割を果たします。今回は、噛むことの意外な効果についてご紹介します。
1. よく噛むと脳と身体に何が起こる?
よく噛むことで脳への血流が促進され、集中力アップや脳の老化予防、認知症リスク軽減にもつながります。咀嚼が脳の活性化を促すからこそ、一日に噛む回数を意識することが大切です。
2. 若返りホルモン“パロチン”とは?
よく噛むと唾液腺、特に「耳下腺」が刺激され、「パロチン」というホルモンがより多く分泌されます。このパロチン、「若返りホルモン」とも呼ばれ、美肌や細胞修復、抗炎症などの効果が期待されます。
3. 噛む姿勢と左右バランスのススメ
「奥歯でしっかり噛む」のは、パロチン分泌にとっても重要です。また、猫背気味でうつむく姿勢は下顎がうまく動かず、前歯ばかり使って奥歯を使えていないこともあります。左右均等に奥歯を使うと顔の歪み予防にもつながります。
4. 一口30回が目安!実践のコツ
食事中には、一口につき30回ほど噛むのが理想とされています。慣れるまでは時間がかかるかもしれませんが、よく噛むことで満腹感も得やすく、食べ過ぎ防止にも効果的です。ながら食べしないで、姿勢正しく、“噛むこと”に意識を向けることが大切です。
5. まとめ
“よく噛む”というシンプルな習慣だけで、脳の働きが高まり、若返りホルモンによる体の調整も期待できます。毎日の食事で、奥歯を意識した咀嚼と正しい姿勢を心がけて、「いつまでも若々しく、健やかな身体づくり」を始めましょう。