歯科医療コラム

学校検診だけで安心していませんか?歯科医院での精密チェックの必要性について

歯科ブログ

2025.06.01

こんにちは🧸💫
箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科、トリートメントコーディネーターの榎本です。

学校から持ち帰る歯科検診の結果用紙。「C」や「G」といった記号に不安を感じたことはありませんか?

学校歯科検診は子どもの口腔健康を守る第一歩ですが、あくまで“スクリーニング”検査。そこで得た情報を正しく活かすために知っておきたいポイントをまとめました。

学校歯科検診は「スクリーニング」検査

  • 目視+短時間で多数の生徒をチェック
  • レントゲンや拡大鏡なし、器具は筆記用具程度
  • 「C」(むし歯疑い)、「G」(歯肉炎疑い)など、軽度の変化でもチェックがつきやすい

記号の見方

  • C(う蝕疑い):初期むし歯や要観察歯の可能性
  • G(歯肉炎疑い):プラークによる歯肉の炎症
  • CO/GO:未処置のむし歯・歯肉炎
  • 要指導:ブラッシングや食生活の改善が必要

歯科医院での精密検査が必要な理由

  • レントゲン撮影+拡大鏡を使い、歯と骨の状態を正確に診断
  • 歯周ポケット測定で歯周病の初期段階を発見
  • 初期のむし歯や歯肉炎は痛みがないことも多く、目視だけでは見逃される
  • 歯科医院の診療チェアのような整った環境で検査しているわけではありません

早期発見・早期治療のメリット

  • 小さな処置で済み、治療期間・費用を抑制
  • 神経まで達する前に食い止めることで、お子さんの負担軽減
  • 大切な永久歯を長く健康に維持できる

 家庭でできるケアと予防

  • 正しいブラッシング(仕上げ磨き含む)でプラークを除去
  • フッ素塗布・シーラントで歯面を強化
  • 定期的な歯科受診で、プロによるクリーニングやアドバイスを受ける

まとめ

学校歯科検診は「要チェック」のサインを早期に知らせてくれる貴重な機会ですが、その結果を活かすには歯科医院での精密検査が欠かせません!

結果用紙に気になる記号があれば、放置せず早めに受診をおすすめします。定期的な医院通いと家庭でのケアを両輪に、お子さんの将来の口腔健康をしっかり守りましょう!

歯の状態、歯肉の状態、歯並び、噛み合わせ、顎関節の状態が気になる方は、ぜひお気軽にヨコヤマ歯科へご相談ください。細かくチェックし、適切なアドバイスとサポートをさせていただきます!

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