衛生士3人でインプラントのメンテナンスセミナーに参加してきました!
2024.06.23
こんにちは。
箕面市牧落オートバックス前にあるヨコヤマ歯科の歯科衛生士の横山と申します😊
先日、当院の歯科衛生士3人でインプラントのセミナーに参加してまいりました!
本日はみなさんにも分かりやすくインプラントについてお話しさせていただきます!
目次
歯を一本失うと。。。
例えば私たちが右下の歯を一本失うとします。
そうなると、噛み合っていた右上の歯は伸びてきます。
そして両隣りの歯は抜けた歯の空間に倒れ込んできます。
一見、右側だけに問題がおこっているように思えますが、それだけではありません。
私たちは右側を庇おうとして反対側の左側の歯で食べ物を噛むようになります。
そうなると左側だけに負担がかかるようになり、左側の歯が壊れて行きます。
このように、歯を一本失っただけでお口全体が壊れていく悪循環がうまれます。
そこで、歯を補う処置には3つ選択肢があります
入れ歯
入れ歯は無くなった歯や骨の一部を補い形態や見た目を補う治療方法です。
入れ歯のメリット
✴︎取り外しが可能なため衛生的
✴︎多数の歯を失った場合にも対応できる
✴︎保険診療で作ることができる
入れ歯のデメリット
✴︎部分入れ歯の場合、両隣の歯を支えにするため大きな負担がかかる
✴︎慣れるまでは痛みがでることが多い。(都度の調整を行う)
✴︎違和感が大きい
✴︎咬む力が弱い。(硬いものなどは咬みにくい)
ブリッジ
ブリッジは、歯が抜けた両隣の歯を土台にして、歯が抜けた部分に人工の歯を橋のようにかけて抜けた歯を補う治療方法です。
ブリッジのメリット
✴︎入れ歯と比較すると違和感が少ない
✴︎治療期間が短い
✴︎少ない歯の欠損に向いている
✴︎保険治療で作ることができる
ブリッジのデメリット
✴︎両隣の歯をかなりの量削る必要があり、その歯の寿命を縮めてしまいます
✴︎隣の歯がない(もしくは状態が悪い)場合はできない
✴︎取り外しができないため不衛生になりやすい(ケアが煩雑)
インプラント
インプラントは歯が抜けた部分の顎の骨にネジを埋め込み、その上に被せ物を取り付けることで、周りの歯に負担をかけることなくしっかり噛むことができます。
インプラントのメリット
✴︎見た目では自分の歯と区別が付かない
✴︎周りの歯を削る必要がない
✴︎周りの歯に負担をかけない
✴︎入れ歯やブリッジよりもしっかり噛める
✴︎骨が無くなることを防げる
インプラントのデメリット
✴︎外科処置が必要
✴︎治療期間が長い
✴︎メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)になる。
✴︎自由診療のため治療費がかかる
さいごに
歯を抜いた後はどのような治療を行うかをしっかり検討した上で治療をしていくことが必要です。ヨコヤマ歯科ではそれぞれの患者さんのニーズに合わせて相談を重ねた上で治療方針を決めてすすめていきます。
どの治療方法にもメリットとデメリットはあります。
ご自身に合った最善の治療の選択をしましょう!