仕上げ磨きはいつまで必要?正しい方法と子どものむし歯予防について解説します🦷|箕面市のヨコヤマ歯科
歯科ブログ
2025.12.01
こんにちは!
箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科、歯科衛生士の政倉です🧸🦷
小さなお子さまの歯磨きで多くの親御さまが感じているのが、
「仕上げ磨きっていつまで必要?正しくできているの?」
という疑問です。
乳歯は大人の歯に比べて柔らかく酸に弱いため、むし歯の進行がとても早い特徴があります。そのため、ご家庭での仕上げ磨きはむし歯予防の要となり、将来の永久歯の健康を守るためにも欠かせません。
箕面市牧落の ヨコヤマ歯科 には、毎日頑張る親御さまからの相談が多く寄せられています。ここでは仕上げ磨きの重要性、正しい方法、やめるタイミングについて分かりやすく解説します。
■ 仕上げ磨きはいつから必要?
歯が1本生えたらスタート
生後6〜10か月頃に最初の乳歯が顔を出します。この時期から、ガーゼ拭きや乳児用歯ブラシで優しくケアを始めましょう。
初期の目的は以下の3つです。
- 汚れをやさしく取り除く
- 口の中を触られることに慣れてもらう
- 歯磨きを「嫌じゃないもの」と感じてもらう
この段階では、無理に磨かなくても、短時間で「楽しく慣れる」ことを優先するとスムーズです。
■ 仕上げ磨きはいつまで続ける?
結論としては、
小学校高学年(10〜12歳頃)までがおすすめです。
理由は3つあります。
① 子どもは“磨いたつもり”になりやすい
6〜8歳頃になると自分で磨けるように見えても、実際には前歯や奥歯の磨き残しが多く、親御さんの仕上げ磨きは不可欠です。
② むし歯リスクが高い時期が続く
乳歯と永久歯が混ざる“混合歯列期”は汚れが溜まりやすく、歯並びの変化も大きいため、むし歯ができやすい環境です。
③ 奥歯の溝・歯と歯の間が特に危ない
永久歯の奥歯(6歳臼歯)は溝が深く、自分では非常に磨きにくい部分です。
そのため、ヨコヤマ歯科では
「自立磨き+親御さんの仕上げ」のダブルケア を推奨しています。
■ 正しい仕上げ磨きのやり方
● 1)姿勢は“寝かせ磨き”が基本

親御さんの膝の上に頭をのせ、上から口の中を確認します。
視界が広がり、細かい部分まで確実に磨けます。
● 2)力を入れすぎない
子どもが嫌がる原因の多くは「痛み」です。
歯ブラシはペンを持つように持ち、軽い力で細かく動かしましょう。
● 3)ポイントはこの3つ
- 歯と歯ぐきの境目
- 奥歯の溝
- 歯と歯の間(フロスの併用が理想)
特に奥歯の溝はむし歯の発生率が非常に高い場所です。
● 4)時間は3〜5分でOK
短い時間で丁寧に行うのがコツ。
タイマーや歌を使うと楽しい習慣になります。
■ 子どもが嫌がるときの対処法
- 歯ブラシを子どもに選ばせる
- 最初は「磨くごっこ」から始める
- 好きなアニメ・動画を見ながら行う
- お口を開けてくれたら褒める(成功体験)
無理に押さえつけると逆効果になるため、
“嫌がらない工夫”が何より大切です。
■ ヨコヤマ歯科の小児サポート
当院では、以下のような体制でお子さまの口腔環境を守ります。
- 年齢別ブラッシング指導
- むし歯ゼロを目指す定期検診
- フッ素塗布・シーラント(奥歯の溝の予防処置)
- 保育士による託児サポート(親御さんの治療中も安心)
- ファミリールーム完備でベビーカーのまま来院可能
「痛くない・こわくない・楽しい」をモットーに、
お子さまの“また来たい!”を大切にしています。
■ まとめ
- 仕上げ磨きは歯が生えたらスタート
- 終了の目安は小学校高学年まで
- 姿勢は寝かせ磨き、優しく細かい動きがポイント
- 奥歯・歯間は特にむし歯リスクが高い
- ヨコヤマ歯科では小児歯科・仕上げ磨きサポートを充実
お子さまの歯磨きでお困りのことがあれば、
お気軽にヨコヤマ歯科へご相談ください。

