ホワイトニングの後戻りを防ぎ、効果を持続させる方法について徹底解説
歯科ブログ
2025.11.13
こんにちは。箕面市牧落オートバックス前、ヨコヤマ歯科のTCの榎本です🧸
ホワイトニングで手に入れた白い歯。「せっかくキレイにしたのに、すぐに黄色く戻ってしまった…」と感じたことはありませんか?
実は、ホワイトニングの効果が永遠に続くわけではなく、日々のケアや生活習慣によって「色戻り(後戻り)」が起きやすくなります。今回は、歯科医院の立場から、ホワイトニング後の色戻りを遅くするための具体的な方法を丁寧に解説します。
色戻りが起こる原因を知ろう
まず、なぜホワイトニング後に色が戻ってしまうのか、原因を整理しておきましょう。
- 飲食物・タバコによる「再着色」:例えばコーヒー、紅茶、赤ワイン、カレー、チョコレートなど、色素の強い飲食物が歯に残りやすくなります。
- 歯の表面の構造変化:ホワイトニング直後は歯の表面が乾燥したりペリクル (歯を覆う膜) が剥がれたりするため、色素を吸いやすくなります。
- 加齢・自然変化:エナメル質が薄くなったり、象牙質の色味が透けやすくなったりすることも色戻りの一因です。
- ケア不足・定期メンテナンス不足:歯のステイン(着色汚れ)や歯垢・歯石がついたままだと、白さをキープしにくくなります。
ホワイトニング直後〜数日間は特に注意
ホワイトニングを受けた直後から数日間は、「歯が色素を吸いやすい」状態になっています。例えば、施術後24〜48時間は再着色が起こりやすい時期。
この期間は、色の濃い飲食物や喫煙、強い研磨剤入りの歯磨きなどを控えることで、白さの定着を助けることができます。
また、飲食後にはすぐ“口をゆすぐ・水を飲む”などの習慣をつけると効果的です。
日常生活での“白さキープ”ポイント
- 飲食物に気を遣う
– コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなど色素の強いものを控えめに。
– 飲む場合はストローを使う、色の薄い飲料・食事を選ぶとさらに安心です。 - 食後・飲んだ後のケア
– 飲食後すぐに水でゆすぐ、または軽く歯磨き。口内に色素が長く留まらないようにします。 - 禁煙または節煙
– タバコを吸うとヤニ・タールによる着色が起こりやすく、色戻りも早まります。 - 毎日のホームケアを丁寧に
– 軽い研磨剤の入っていないホワイトニング用の歯磨き粉やフッ素入りの歯磨き粉を使うと、エナメル質のダメージを抑えながら白さを守れます。 - 定期的なプロによるクリーニング
– 歯科医院でのクリーニング(PMTC)や歯石除去を受けることで、色素やステインをしっかり除去し、白さを維持しやすくなります。 - 定期的な“タッチアップ”ホワイトニング
– ホワイトニングは一度で終わりではなく、メンテナンスとして数か月毎に軽く施術を受けることで、白さの持続期間を延ばせます。
当院でおすすめしているケア
当院では、ホワイトニング施術後に以下のようなアフターケアを患者さまにご案内しています。
- 施術当日・翌日の食事・飲み物に関する具体的な注意事項
- ご家庭での日々のケア指導(歯磨き方法・歯磨き粉の選び方)
- 定期検診・クリーニングのスケジュール提案
- 必要に応じてタッチアップ用のホワイトニングプラン
ホワイトニング後の白さを「その日だけ」ではなく、「できるだけ長く」楽しんでいただくために、ひとりひとりのライフスタイルに合わせたアドバイスをしています。
まとめ
ホワイトニングで得た白い歯を長持ちさせるためには、
- 色戻りの原因を知り、
- 施術直後〜数日間に特に気をつけ、
- 毎日の生活習慣・ケアを整え、
- プロのメンテナンスも活用する
という一連の流れが重要です。
せっかくの白さ、ぜひ「白さキープ習慣」を取り入れて、長く笑顔に自信を持てる毎日を手に入れましょう。
🦷 ご相談・ご予約について
当院では、ホワイトニングからアフターケア、白さ維持のためのサポートまで一貫して行っています。
「ホワイトニングを検討している」「色戻りが気になる」「どんなケアをしたらいいか知りたい」といったご相談は、どうぞお気軽にお問い合わせください。
※お電話・Web予約(初診のみ)いずれも承っております。


