歯科医療コラム

秋は健康チェックの季節です。歯科医院でのCT撮影の大切さについて詳しく解説!

歯科ブログ

2025.09.18

こんにちは!
箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科、歯科衛生士の中田です🌿

秋は「健康診断の季節」ともいわれるように、体のチェックを受ける方が増える時期です。
実はお口の健康においても、この時期に歯科医院で精密な検査を受けておくことがとても大切です。
その代表的なものが「CT撮影」です。一般的なレントゲン撮影とは何が違うのか、またどんな場面で必要になるのかを解説します。

CT撮影とは?

CTとは「Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)」の略で、三次元的に顎や歯の状態を立体的に確認できる検査です。通常のレントゲンは二次元での画像ですが、CTは上下・左右・奥行きの情報を組み合わせて表示できるため、見えにくい部分まで正確に把握することができます。

CT撮影が役立つ場面

1.親知らずの抜歯

神経や血管との位置関係を正確に確認できるため、より安全に抜歯を行うことができます。

2.インプラント治療

骨の厚みや高さ、神経や副鼻腔との距離を正確に計測できるため、治療計画に欠かせません。

3.歯周病の進行度確認

歯を支える骨の吸収状態を立体的に確認でき、治療方針の決定に役立ちます。

4.根管治療(歯の神経の治療)

複雑な根の形態や隠れた病変を見つけるのに有効です。

通常のレントゲンとの違い

通常のレントゲンでは一方向からの平面的な画像しか得られませんが、CTは立体的に観察できるため「隠れたリスクの見逃し」を防げます。これにより治療の安全性が高まり、予測できないトラブルを事前に回避できます。

秋にCT撮影をおすすめする理由

秋は夏の疲れが出やすく、歯ぐきの炎症や歯のトラブルが悪化しやすい季節です。また年末にかけて忙しくなる前に、治療や精密検査を受けておくと安心です。定期健診とあわせてCT撮影を行うことで、見えない部分のリスクを早めにチェックでき、むし歯や歯周病の進行防止につながります。

まとめ

CT撮影は「見えない部分を見える化」することで、より安全で正確な治療を可能にする検査です。
親知らずやインプラントだけでなく、歯周病や根管治療にも役立ちます。

ぜひこの秋、体の健康診断と同じように、お口のの中の精密チェックも一度ヨコヤマ歯科で受けてみませんか?

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