歯科医療コラム

食中毒対策にもなるって知ってる!毎日の“口腔ケア”で菌を撃退しよう!

歯科ブログ

2025.07.06

こんにちは、箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科の歯科衛生士の徳田です🦷

暑くなると増えてくる“食中毒”。“食中毒”といえば手や食べ物の衛生に気をつけますが、実はお口の中も関係しています。

今回は食中毒とお口の関係を日々のケアに役立つ情報を含めて紹介していきます!

 

1. 食中毒と口の中の関係

気温・湿度が高まるこれからの季節、細菌性の食中毒が増加します。実は 手や皮膚だけでなく、口腔内にも黄色ブドウ球菌が生息しており、唾液や歯垢を介して食品に付着すると食中毒の原因になることもあります 。

2. 口腔内に潜む原因菌

歯垢には500種類以上の菌が集まり、その中には 食中毒の引き金となる黄色ブドウ球菌や、エンテロトキシンを産生する菌も含まれています 。

3. 殺菌に効く日常ケア3つのポイント

食中毒予防の基本は「菌をつけない・増やさない・やっつける」の三原則です。

  • 手洗い・食品の衛生:調理前後に石けんで手洗い、別々のまな板を使用
  • 口腔ケア:毎食後の丁寧な歯磨きで菌を減少 
  • プロケアの活用:定期的な歯科検診やクリーニングで歯垢・プラークを除去

4. 咀嚼(よく噛む)の重要性

よく噛むことで唾液が分泌され、天然の殺菌成分が働くほか、食べ物の表面積が増えて胃液に触れやすくなり、病原菌は胃酸で死滅します 。

5. まとめ

日々のケアで口腔内を清潔に保つことは、食中毒の予防にもつながります。

  • 毎食後に丁寧に歯磨き
  • よく噛んで唾液を活用
  • 定期的に歯医者でクリーニング

これからの季節、口腔ケアを見直して、健康な毎日を過ごしましょう。当院でもお口のチェックやクリーニングを通して皆様の健康をサポートしています。気軽にご相談ください🌟

予防歯科

 

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