歯科医療コラム

これから当院を受診される予定の方へ(必読)

医院ブログ

2024.01.14

こんちは、箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科です。
開業して一ヶ月ほど経ち、じわじわと患者さんが増えてきました。
初診で来た方がご家族やご友人を紹介してくださり、とても嬉しく思います。

本日は初めて当院を受診される方へ
当院の初診から治療までの流れをお伝えさせていただきます。

まずはコンサル(相談)ルームでの説明から

当院を予約される場合はHPのweb予約ページか電話予約でお願いします。
来院されるた方には問診票(お子さんの場合はお口の機能の問診票も)と
予約制の説明の紙をお渡ししますので一読して記載お願いします。

その後、コンサルルーム(相談部屋)で当院の初診の流れの説明を行います。
お口のお悩みや今までどのような治療をされたか、今後はどのようになりたいかなども聞かせていただきます。

次にお口全体の検査を行います

コンサルルームでのお話が終わると、診療室にお通しします。
お口の中を診査した後に必要なお口のカラー写真、レントゲン写真を撮影いたします。

◯お口のカラー写真

レントゲンでは分からない歯肉の状態や歯の色や形などの見た目で分かる問題などをこちらで確認します。
レントゲンのみでの説明では患者さんの治療やお口の現状への理解が不足します。しっかりと説明を理解してもらうためには不可欠な診断材料です。

◯お口全体のレントゲン(パノラマレントゲン)

お口全体のレントゲンを撮影します。顎の関節の状態、上顎洞という副鼻腔の病変の有無、
歯の全体の確認、お子さんの場合は生え変わる大人の歯の確認、親知らずの確認もここで行います。
埋まっている斜めに生えた親知らずなども抜歯可能ですのでもしお困りの方いらっしゃればご相談ください。

◯お口の部分的なレントゲン(デンタル、咬翼法)

お口全体のレントゲンを撮影した後、気になる部位があれば必要に応じて部分的なレントゲンを追加して撮影します。
お口全体のレントゲンでは鮮明に把握できない問題を詳細に確認します。

次に歯肉の状態の検査(歯周病検査)を行います

次に衛生士による歯周病の説明、歯肉の状態の検査を行います。
歯肉の炎症の状態、歯周ポケット、歯の揺れなどを測定します。


当院では治療開始する前に歯肉を健康に整えてから治療を行います。
歯肉が病的な状態のまま治療を行うと、歯肉からの出血などにより治療の精度が格段に落ちてしまいます。

当院は治療するならば精度良く、長持ちする治療をご提供したいので
当院での治療をご希望される場合は歯肉の管理から治療を始めるというコンセプトにご理解、ご協力お願いします。

最後にお口の状況の説明

最後に院長からお口のカラー写真、レントゲン、歯肉の状態の説明を行います。
お口の現状のご説明、この先どのような治療が必要になるかのお話を行います。

お口の状況によっては治療方法を即断、即決しかねることもあると思います。
しっかりと治療プランを比較検討する必要がある場合などは
2回目の来院に行う衛生士による歯肉の治療と並行して何度かお話をしながら
治療方法を相談の上決定していきます。
必要であれば応急処置を最後に行います。(本格的な治療は2回目以降となります)

まとめ

当院での初診の流れはこのような形になります。
開業して一ヶ月経ちますがありがたいことに患者さんから
「ここまでしっかり検査して、わかりやすく説明してくれることは初めて」
という有難いお言葉をよく頂戴します。

当院では
しっかり検査して、しっかり伝えて、しっかり治療する
を目標にしています。

ただしこの当院のシステムは
早く治療を終わらせてほしい、最低限で希望という方には合わないかもしれません。

たくさん歯科医院がある中でヨコヤマ歯科はこうしていきます
というビジョンを理解してもらいたく、このブログを書きました。

お口をしっかり管理することは医院と患者様で二人三脚で行うものです。
これから当院を受診する予定の方はしっかりとお口の健康をお守りしますので
ぜひご相談ください。

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