「口内炎が繰り返しできる理由とは?ストレス・栄養不足(ビタミン)など6つの原因と予防法

2025.04.20
こんにちは🧸
箕面市牧落オートバックス前のヨコヤマ歯科、トリートメントコーディネーターの榎本です。
口内炎はなぜできるんだとうと疑問に思うことはありませんか?
食事中にしみたり、会話のたびに痛んだりする口内炎。小さなトラブルと思われがちですが、日常生活に大きなストレスをもたらします。実は、口内炎の原因は1つではなく、さまざまな要因が重なって発症します。
この記事では、歯科の視点から口内炎の原因と予防法について詳しく解説します。
目次
口内炎とは?
口内炎とは、口の中の粘膜に生じる炎症のことです。ほおの内側や舌、歯ぐき、唇の裏側などに白く丸い潰瘍(かいよう)ができ、痛みを伴うのが特徴です。
多くは1〜2週間程度で自然に治癒しますが、繰り返しできる口内炎や長引く症状は注意が必要です。
口内炎ができる主な6つの原因
1. 物理的な刺激や傷
頬の内側を噛んでしまったり、尖った歯や合わない入れ歯・矯正装置が粘膜に当たることで、傷から炎症が起きることがあります。
2. ストレスや疲労
精神的ストレスや睡眠不足、過労などで免疫力が低下すると、粘膜の防御力が落ち、口内炎ができやすくなります。
3. 栄養不足(ビタミンB群・鉄分)
偏食や過度なダイエットにより、ビタミンB2・B6・B12や鉄分が不足すると、粘膜が荒れやすくなり口内炎の原因になります。
4. 口腔内の衛生状態
歯みがき不足や入れ歯の不衛生などにより細菌が繁殖すると、炎症を引き起こしやすくなります。
5. ホルモンバランスの変化
女性の場合、生理周期や妊娠中などのホルモン変動によって、口内炎が起こることがあります。
6. ウイルスや細菌、真菌の感染
ヘルペスウイルスやカンジダ菌など、感染症が原因で発症する口内炎もあります。この場合は早期の治療が重要です。
口内炎を予防するには?
口内炎を防ぐためには、日頃の生活習慣を見直すことが大切です。
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栄養バランスのとれた食事を意識する(特にビタミンB群・鉄分)
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睡眠と休息をしっかり取る
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ストレスを溜め込まない工夫をする
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正しい歯みがきで口腔内を清潔に保つ
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合わない入れ歯や歯並びは歯科で調整してもらう
歯科医院を受診すべきタイミングとは?
ほとんどの口内炎は自然に治癒しますが、次のような症状がある場合は歯科医院の受診をおすすめします。
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2週間以上治らない
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痛みが強く、食事や会話が困難
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頻繁に繰り返す
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発熱や倦怠感など全身症状を伴う
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潰瘍が広がっている、硬いしこりを感じる
「よくあること」と放置せず、違和感があれば早めにご相談ください。重篤な病気のサインである可能性もあります。
まとめ
「口内炎はなぜ出来るの?」の答えは、生活習慣や体調、感染症などさまざまな要因が関係しています。日頃からお口のケアと体調管理を心がけることで、口内炎の予防にもつながります。
ヨコヤマ歯科では適切な診断と患者さんに最適な治療をご提供します。
お口のお悩みを相談ご希望の方は当院へご連絡ください。